Title:アナグマ
実はこのアナグマ、解剖の検体でした。交通事故死(ロードキル)の個体として。
ホントは絵にあるような安らかな顔ではなく、牙を剥いて、いかにも苦しそうな顔をしてました。
回収・冷凍までに数日が経っていたため、少し腐敗が進み、そのニオイたるや生命の根本的な部分が受け付けない、まさに腐 乱臭・死臭と呼ばれるもの。
解剖から三日経ちましたが、まだ鼻の奥にはあの空気がこびりついているような気がします。
もちろん、眼球などは無く、腸や精巣はカラスに奪われておりました。
我が人生初の解剖ということもあり、その凄惨さは目を逸らしたくなるものでした。
しかし、それと同時に目を逸らしてはいけないような気もするのです・・・。
そう、目を逸らしてはいけないんだ。左右の足の形を間違えていることから・・・orz
よもぎ 09/06/23